マナーについて

銭湯にはいくつかのマナーがある。細かいことを言い出すときりがないので、代表的なものを挙げてみよう。

1.湯船に浸かる前に、体を洗おう

基本中の基本。汚れた体で湯船に浸かったら、お湯が汚れてしまう。最低限、下半身はお湯で流してからにしよう。できれば、かかり湯もして全身を流す。しかし、入浴前に体をしっかり石鹸で洗い流さなければならないということはない。

2.お湯は埋めても構わない

銭湯の温度は、スパや温泉よりも高めであることが多い。明らかに高すぎることもある。しかし私たちは、見栄っ張りな江戸の町人ではない。熱くて入れないなら、埋めてしまって構わない。ただ先客が浸かっている場合は、一言断っておくほうがいい。そして適温になったら、止めるのを忘れないように。他の客も迷惑だし、燃料の無駄だ。

3.湯船にタオルを入れない

初心者がよくやってしまう行為のひとつ。タオルは、湯船に入れてはならない。絞ったとしても体を洗うのに使ったら泡が付いているし、たとえ使っていなくとも、他人からは見分けが付かない。下半身を隠したまま入りたい気持ちは分かるが、浴槽の縁に置いておこう。

4.体の水気を拭いてから、脱衣所へ

これも、初心者がやってしまいがちな行為。水気は浴室、または脱衣所前の洗面所で拭いてから脱衣所へ踏み出そう。だからタオルはロッカーに入れっぱなしにせず、浴室まで持っていかなければならない。床が、水浸しになってしまう。

以上のことを守って、ぜひ銭湯の世界を堪能してほしい。